五月病 は、GW明けに40・50代の女性にも多く見られる不調です。
「休んだはずなのに、なんだか体が重い」
「仕事に戻るのが億劫で、朝が起きられない」
「なんとなくやる気が出ない日が続く」
そんな感覚、決して気のせいでも、根性が足りないわけでもありません。
今回は原因を理解したうえで、今日からできるメンタルリセット習慣を5つご紹介します。
もくじ
- 五月病が40・50代に多い理由
- 五月病のサインをチェックしよう
- 習慣①「今日できたこと」を書き出す夜の3行日記
- 習慣②朝の「光」と体温でリズムを取り戻す
- 習慣③「頑張らない日」を意図的につくる
- 習慣④足元を温めて、自律神経を整える
- 習慣⑤「誰かと話す」ことを後回しにしない
- 五月病についてよくある質問(FAQ)
- 心と体のリセットは、小さな一歩から
五月病 が40・50代に多い理由

「五月病」はもともと新入社員に多い症状とされてきました。
しかし近年は、年代を問わず起こりやすいことがわかっています。
特に40・50代は、次の理由から影響を受けやすい傾向があります。
ホルモンバランスの変化 更年期前後はエストロゲンの分泌が不安定になります。 気分の波が大きくなり、ちょっとしたことで落ち込みやすくなります。
複数の役割を同時に担うプレッシャー 仕事・家事・育児・介護——複数の役割を同時にこなす世代です。 GW中も「完全に休めた」という方は少ないのではないでしょうか。
自律神経の回復力の低下 20代と違い、生活リズムが崩れると元に戻るまでに時間がかかります。 連休明けの「切り替えストレス」が体に残りやすくなります。
書くことで脳が「ちゃんとやれた」と感じ、翌日への意欲につながります。
👉 関連記事:【決定版】自律神経を整える春のセルフケア6選対策
五月病 のサインをチェックしよう
次のうち、当てはまるものはいくつありますか?
- 朝起きるのがつらく、意欲がわかない
- 気分が落ち込んだり、ぼんやりする時間が増えた
- よく眠っているはずなのに疲れが取れない
- 食欲がない、または食べすぎてしまう
- 頭痛・肩こり・胃の不調が続いている
- 仕事や家事への集中力が落ちた
- 人と会うのが面倒に感じる
- 「なんとなくしんどい」が1週間以上続いている
いくつ当てはまりましたか?
6〜8個:心と体がかなり疲れているサインです。意識的に休む時間を作りましょう。
3〜5個:五月病の初期段階かもしれません。今回ご紹介する習慣を試してみてください。
1〜2個:今のうちにケアしておくと安心です。
五月病 対策①「今日できたこと」を書き出す夜の3行日記
気力が落ちているとき、私たちは「できなかったこと」ばかりに目を向けがちです。
寝る前の3分、ノートやスマホのメモに「今日できたこと」を3つ書くだけでOKです。
「お弁当を作れた」「10分歩いた」「お風呂に入れた」——どんな小さなことでも構いません。
書くことで脳が「ちゃんとやれた」と感じ、翌日への意欲につながります。
続けることで、自己肯定感が少しずつ回復していきます。
五月病 対策②朝の「光」と体温でリズムを取り戻す

GW中に崩れた生活リズムを整えるには、朝の光と体温変化が特に効果的です。
まずカーテンを開ける 起き上がったらすぐに窓のそばへ。「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌も助けてくれます。朝日を5分浴びるだけで、体内時計のリセットが促されます。「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌も助けてくれます。
軽いストレッチや深呼吸を加える 体温が少し上がり、眠気が追い払われやすくなります。 「完璧な朝活」は必要ありません。 窓を開けて、ひと呼吸——それだけでも十分です。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド」でも、起床後の光を浴びることが体内時計を整えるうえで重要と紹介されています。
五月病 対策③「頑張らない日」を意図的につくる
「まだ休んだ」「もっとやらなければ」と自分を追い詰めていませんか?
40・50代の体は、20代のように短期間では回復しません。
疲れているのに無理をすると、心身の回復がさらに遅れてしまいます。
週に1日、「何もしない時間」を計画する スマートフォンも家事も少しお休みする日を決めましょう。 「何もしない計画」を立てることが、長い目で見た健康につながります。
「休むこと」は怠けではありません。 次のステップへの大切な準備です。
👉 関連記事:50代からの朝の疲れをリセットする簡単習慣5つ
五月病 対策④足元を温めて、自律神経を整える

心の不調と体の冷えは、実は密接に関わっています。
自律神経が乱れると末端の血流が悪くなり、足先が冷えやすくなります。
逆に足元を温めると、全身の血行が改善しリラックス効果も高まります。
就寝前の足湯がおすすめ 40度前後のお湯に10〜15分つかるだけで、副交感神経が優位になります。 深呼吸を組み合わせると、さらに心が落ち着きやすくなります。
足裏から体を温める習慣は、自律神経を整えるルーティンとしても効果的です。
寝る前の足裏ケアを日課にすると、翌朝のだるさが変わってきます。
五月病 対策⑤「誰かと話す」ことを後回しにしない
気分が落ち込んでいるとき、「こんなこと話してもしょうがない」と思いがちです。
でも、声に出すこと・話を聞いてもらうことには、思いのほか大きな力があります。
家族でも、友人でも、ちょっとした世間話でも構いません。
「話す」という行為そのものが、心の換気になります。
内閣府の「孤独・孤立対策」では、孤独感が心身の健康に与える影響について、政府全体で取り組む重要な課題として紹介されています。
五月病 についてよくある質問(FAQ)
Q. 五月病はいつ頃に治りますか?
A. 個人差がありますが、多くの場合は2〜4週間で回復していきます。
ただし無理をすると長引くことがあるため、早めのケアが大切です。
Q. 病院に行ったほうがいいですか?
A. 2週間以上「気分の落ち込み」「眠れない」「食欲がない」が続く場合は、心療内科や内科への相談をおすすめします。
セルフケアだけで抱え込まず、専門家を頼ることも大切な選択です。
Q. 男性にも五月病はありますか?
A. あります。ただし40・50代の女性はホルモン変化の影響が加わるため、より症状が出やすい傾向があります。
Q. 毎年GW明けに同じ症状が出ます。予防できますか?
A. 連休中も起床時間をなるべく一定にすることが有効です。
また連休明けの1週間は予定を減らし、体が慣れるまでゆっくりペースを上げましょう。
Q. 子どもも五月病になりますか?
A. 子どもにも同様の症状が出ることがあります。
「学校に行きたくない」「体がだるい」という訴えがあれば、無理をさせず様子を見ながら対応しましょう。
五月病 は、小さな一歩から乗り越えられる
五月病は、弱さではなく「そろそろ休んで」という体からのメッセージです。
特に40・50代は、長年積み上げてきた疲れが一気に表面に出やすい時期です。
丁寧に自分をケアすることが、その先の元気につながります。
5つの習慣をすべてやろうとしなくて大丈夫です。
今日からできることをひとつだけ、試してみてください。

